普段は温厚であっても、何かの拍子にプッツンと爆発する、急にキレる人がいます。

それもたまにならまだ仕方ないのですが、すぐにそうなってしまうような、導火線が張り巡らされていてどこで火が付くかわからないという状態だと接し方が難しくてしょうがないですよね。

こういったタイプの人達の心理は一体どうなっているのでしょうか。

また、どういった対処法を取ったらいいのでしょうか。

の心理の特徴と、その相手が旦那や上司、子供であった場合の対処法についてご紹介します。

 

すぐ急にキレる人の心理の特徴

溜まったストレスを爆発させている

ストレスが溜まった時に、ストレスを暴発させる心理タイプのすぐ急にキレる人です。

このようなタイプの人はもともとストレスを貯めやすいのですが、普段温厚そうな態度を取っていることで徐々にストレスを蓄積させています。普段から我慢しているのです。

我慢しているのですが、溜まりに溜まったストレスが制御不能になり、一つの小さなきっかけで一気に爆発させてしまうというわけです。

ストレスを溜めやすい人ほど、急にキレる頻度が高いです。

このタイプは自己中で精神的に幼稚な人が多いですが、必ずしもそうとは限らず火病等の精神疾患が伴っているケースもあります。

 

悪い流れを変えたい・自分の望む流れにしたい

自分が窮地の場面に追いやられた時に、キレることによって強引に悪い流れを変えようという考え(心理)ですぐ急にキレる人です。

悪い流れとは、たとえば自分にとって面白くない・馬鹿にされている・攻撃されているなど不快な気持ちを得た際です。ここで、一気に感情を爆発させます。すると、一瞬で相手を「何かよくわからんけど自分が悪かったのかな」という気持ちにさせるのです。

これは言い換えると、自分の望む流れにしたいという心理でもあります。ですから理屈とかはあまり関係ありません。いわゆる逆ギレと呼ばれるような行為とも言えます。

なので、まともに反撃ができるような強い相手に対してではなく、明らかに気が弱かったり立場が低い人にしか行わなかったり、人を見てぶちキレるかどうか決めることもあるでしょう。

現に虐められっ子がこれをすると逆により虐められるようになったりするので、全くおすすめはしませんが、仮に意図的にやるなら相手を考えた方が良いでしょう。

 

感情に素直に行動する性格

感情豊かで気持ちが直ぐに表情に表れやすく、非常に分かりやすい心理タイプのすぐ急にキレる人です。

嬉しい出来事が舞い込んだら頰は緩み、悲しい場合涙が止まらないといったように人間味に溢れる方とも言えるでしょう。

ですからイライラが一定の水準に達すると、堪忍袋がプッツンと切れて人目もはばからず爆発するのですが、その沸点は普通の人よりもかなり低めの設定となっています。

しかし故に素直で純粋な人物でもあるので、意外と愛嬌がある場合もあります。

 

周囲に怖い人物だという印象を与えたい

威嚇目的、つまり自分は怖い人だと見せしめるために感情爆発行為を行っている心理タイプのすぐ急にキレる人です。

そのキレ方の激しさと、かつ普段とキレた時の様相が全く異なり、激しいギャップを感じさせることができればできるほど、受け手に対して「この人を怒らすとかなり危険だな」「怒ると何をするかわからないぞ」と警戒心・恐怖心を抱かせることができます。

すると、周囲はかなり気を遣って接しなければならないと思うようになりますから、人間関係を優位にすることができると考えているのです。

ですから、このタイプの多くは確信犯です。

しかし、当然ながらこういうことをやっていると人としての信頼を失い兼ねませんし、面倒な人だと思って人が離れていくリスクがあります。

 

すぐ急にキレる旦那への対処法

男性というのはやはり肉体的な強さで勝っているので、物理的に有利な立場にあります。

しかも多くの場合において男性の方が気が強いので、キレるという行為を威嚇に使用している人は多いのです。ビビらせて人間関係を優位にしようという魂胆ですね。

そのうちさらに欲が出て来て、ストレス発散であったり、悪い流れを変えて自分の望む流れにしたいという気持ちも芽生えるようになってきます。

ただしそれは本人も無自覚であることが多いので、きちんとした対応をすれば改善できる可能性は高いです。

 

なるべく温和な対応を心がける

やはり急にキレられたら、驚いてしまうでしょう。

そのとき、たとえ気が強い人であっても、あまり反撃に出ることはお勧めしません。

火に油を注ぐ形になり、収集が付かなくなる可能性が大だからです。

そうではなく、出来るだけ気持ちを落ち着かせ、旦那に対して温和な対応を取るよう心がけましょう。

 

何が悪かったか聞く

旦那ときちんと話をする体勢ができたら、自分の何が問題であったか冷静に聞いてみましょう。

旦那がすぐ急にキレるのは、相手に問題があるとは限りません。

たとえ仕事等でストレスを溜めていたとしても、最終的には妻の言動が必ずトリガー(引き金)になっています。

そして、旦那が気になっているところは治すように努力してください。

やはり多くの旦那は一家を支えるために、やりたくもない仕事を朝から晩まで毎日頑張っているわけですから、ある程度譲歩するという姿勢は大切だと思います。

 

一旦距離を置く

ただ、やはり頭に血が登った状態だと旦那も理不尽なことを言ってくる可能性が高いです。

ですから、その場から離れることが出来るのであれば一旦距離を置き、落ち着いたと感じた頃にまた合流するのが理想になります。

旦那を一人にすることで、頭を冷やす時間を設けさせられます。

また、客観的に見つめる時間を与えることも出来るので、「ごめん」と相手から謝罪の言葉を告げて来る場合も考えられます。

 

すぐ急にキレる上司への対処法

多くのすぐ急にキレる上司の魂胆はこうです。

急にキレることで恐怖心を植え付けて、周囲の見せしめにしようという魂胆から、ストレス発散の目的にまで及びます。

基本的に部下は上司には逆らえないので、その弱みに付け込むのです。

非常に嫌らしい理由ですが、だからと言ってやみくもに嫌うのはNGです。

 

業務に集中し、出来るだけ話さないようにする

仕事関係の間柄ということなので業務にのみ一点集中、必要最低限の会話以外は行わないようにしましょう。無理して愛想を振りまく必要はありません。

結局、上司も自分とあまり話をしようとしないのは仕事をしなければならないからと考えるので、別に角は立ちませんから大丈夫です。ただし、もちろん仕事はきちんとこなさなければなりませんが。

逆に上司とよく話しているといつ地雷を踏むかわかりませんし、あるいは暇な時の話し相手役にされて時間を取られるようになるので、その結果なかなか仕事が捗らなくなったりします。

すぐ急にキレるような悪い上司は得てしてこういうタイプが多いので、そこは気を付けてください。

 

自分も反省をする

いくらすぐ急にキレる上司が悪い上司であると言っても、まったく何もないのにキレることはありません。

確かにとばっちりであったり完全に理不尽な理由でキレられることもありますが、ほとんどの場合は自分にも原因があります。

ですから、その自分の落ち度の部分はしっかりと反省しましょう。

そして、できれば「この上司のおかげでより成長ができる」という捉え方をするようにしましょう。

結局、すぐにキレる上司はキレる理由、つまり揚げ足を探しているのです。

ですから、その揚げ足取りの上司にも揚げ足を取らせないような仕事振りができるようになれば、ものすごい優秀な人物になれるわけです。

ただし一度ターゲットになると成果を上げることを邪魔してきてどんどんドツボにハマっていくので、環境を変えることを考えても良いかも知れません。

 

なるべく素直に、敬意を払って接する

当たり前ですが、人は自分の好きな人に対してキレたり、意地悪をしたりしたいという気持ちにはなりません。

自分のことをよく褒めてくれる人・尊敬してくれる人・支えてくれる人・思いやってくれる人等を無下にすることは心苦しいですよね。

ですから、出来る限り素直に、心から敬意を払って接するようにします。

とはいえなかなか悪い上司を褒めたり尊敬したりするのは難しいと思うかも知れませんが、意外とそうでもありません。

たとえば上で挙げたように「上司が揚げ足を取るタイプだからこそ自分が成長できる」という考え方をした際には感謝する理由になります。

あと、「この人もこんなに精神的に幼いのによく今までやってこれたな」「本当に大変だっただろうな」という観方をすると、その上司がどれだけ必死に今まで頑張ってきたかが垣間見えてきて、尊敬の気持ちも湧いてくるのではないでしょうか。

人格の多くは生まれつきであったり幼少期の環境で決まるので、精神的な幼さも仕方ない部分はあるでしょう。

そうやって、感謝したり尊敬したりという念を抱くと、その上司のことがだんだん愛おしくなってきます。すると、相手もそれを感じ取るので、必ず対応が変わります。

それだけではなく、自分も上司を嫌うというストレスから解放されるというメリットがあります。

 

すぐ急にキレる子どもへの対処法

子供の場合は、キレることによって自分の希望を押し通したい場合が多いです。

あるいは言葉で上手く表現できないために、怒りを爆発させるという安易な手段を取りやすいです。

ですから将来自然に治る可能性が高いので、基本的にはそこまで気にしなくても良いでしょう。

しかしながら、その根底に大きなストレスがあるのであれば話は別です。

深い闇を抱えた人間になってしまうので、そうならないように対処しなければなりません。

 

子供のストレスの元を解消する

すぐ急にキレる子供については、両親が過度のストレスを与えていることが原因であるケースがもっとも多いです。

たとえば躾が厳し過ぎるのは分かりやすいですが、そうでなくとも期待を込め過ぎていたり、夫婦喧嘩が多かったり等というのは子供にとって非常に大きなストレスとなります。思い当たる節があるのであれば、必ず解消するように努めましょう。

また、自分ではそんなに厳しくしていないつもりでも本人は辛い場合もあるので、子供に直接聞くのも大切です。

しかしここで子供に本心を言わせるようにしなければなりませんし、親はその本心に対して真摯に受け止め、子供の望むようにしてあげなければなりません。

 

落ち込んでいるところを見せる、もしくは叱りつける

これはそれほど症状が重くないすぐキレる子供に対しての対処法になりますが、少々の罪悪感を子供に与えるという意味で、ショックを受ける演技をするというものがあります。

そうする事で、酷いことをしてしまったと子供自身に感じさせることが出来ます。良心が強い子であれば直ぐにでも行動を改めてくれるので、逆ギレする場面は見られなくなるでしょう。

ただし、逆に調子に乗ってエスカレートするタイプの子もいるので、その場合はすぐにその演技をやめて、逆に叱りつけるようにしてください。

この辺りは子供のタイプを見ながら、あるいは反応を見ながらの対処になります。

 

まとめ

すぐ急にキレる人には、ストレスを発散したい・流れを変えたい・感情表現豊か・威嚇等の心理の特徴があります。

すぐ急にキレる人への対処法として共通するのは、自分もしっかり反省することです。

確かにすぐ急にキレる人には自分勝手な人が多いですが、自分の言動が引き金になっているのは確かなので、その部分から目を背けてはなりません。

それを前提とした上で、ここで紹介した旦那や上司、子供に対しての対処法を意識して実践してみて下さい。