どことなく冷めたオーラを出していて、話し掛けてもそっけない。

そもそも人としての感情すら持っているのかと疑いたくなるようなドライな人がたまにいますが、このタイプの人達はどのような心理を秘めているのでしょうか。

付き合う上で気をつけることがあれば、事前に把握しておきたいですね。

良かれと思った行動が相手にとっては迷惑だったり、性格を理解していないと「愛想が悪い」と思わざるを得ない場面も、出てくることでしょう。

本記事では、そんなドライな人の心理的な特徴と恋愛や仕事での付き合い方を取り上げていきます。

 

ドライな人の心理的特徴

熱くなっても仕方がないと感じている

「何かに一生懸命になっても体力が消耗するだけ」というように無駄な事は極力行いたくないという心理です。

それなら冷静に分析した上で、一番効率の良い方法で物事を進めていきたいと考えています。一目見ただけでは、どちらかというと落ち着いている人と思われやすいです。

また、熱くなっている人を見ては「そんなに頑張らなくてもいいのに」と達観した目で見ることもあります。目が中々離せなかったら、心の奥では羨ましいと感じている証拠です。

このタイプのドライな人は合理主義者に近いところがあります。

 

他人に興味がない

「他の人を気にする時間があれば、自分にだけ時間をかけたい」という心理です。

他人に関心を持っても、裏切られたり、酷いことを言われりする可能性を考えれば、一人でいた方が良いと、そちらの選択を取ります。中には、過去に人間関係で苦労した方もいるでしょう。

元からの性質もありますが、限られた人生の中で他人に時間を割くのは勿体ない。という価値観を得ています。悩む暇を有意義な時間に振り分けた方が、その分気分も和やかにいられます。

 

自分のペースを守りたい

マイペースな性格も秘めており、他人に干渉されて、気持ちを乱されたくありません。

「話しかけてこないで」「あっちに行ってて」というように冷たく映る言葉ですが、それらの言葉は自分を守る為です。日頃からドライな性格を見せていれば、他人も寄り付かないので、自己のペースを持続して保てます。

気を抜いている時に声をかけられたら過剰に驚くなど、裏側には弱い自分を隠している場合もあるでしょう。

 

何事にも動じにくい

様々な経験を体験してきた方に多いです。

過去の経験に基づき、少しのことなら動じない。昔に比べれば楽だというように常に比較材料として見ているタイプのドライな人です。歳以上に大人に見えてしまうこともあるでしょう。

同い年と比べてみても過酷な過去を経験してきた人であったり、長男・長女というように兄弟で一番上の立場でしっかりしなくては、という意識が身に染みている人も多いでしょう。

 

少し距離を置いた立ち振る舞いの方が生きやすい

親しみやすい雰囲気を醸し出せば、直ぐに友達が作れます。ですが仲良くなればなるほどいざこざが多いのも事実です。

この心理タイプのドライな人は、少し距離を置いた地位でいればトラブルに巻き込まれることも少ないという点を重視しています。その方が自分にとってより生きやすいと感じており、自由を好んでいるのです。

自分に頼って欲しくない。面倒ごとは避けたがります。みんなが楽しんでいるところを、一つ上の場所からじっと見ていたい人でもあるでしょう。

 

恋愛での付き合い方

性質を理解する

まずドライな性格であることを、事前にしっかり理解しておく必要があります。

「喜怒哀楽をあまり見せてくれない。もしかして…嫌われたかも」と一人落ち込んでしまってはすれ違いになり、関係を良好に進めることは難しくなります。

きちんと理解していれば、不安になることも少ないです。表面上だけで相手を見ようとせず、内面を把握した上で交際を進めていくようにしましょう。

 

相手にあまり期待を持たない

「~してくれない」と相手に勝手に期待を持たないこと。

例えばプレゼントを送り喜んだ表情を期待しても、相手はその通りにしくれるかはわかりません。

ドライな人はその人なりに感情表現を行ってくれるので、誰かと比べたり強要した態度を見せるのはやめましょう。どちらにも良いとはいえない交際関係に映ります。

 

冷たく感じてもそのまま受け取らない

ドライな人は親切をされても、得てして冷たい反応・素っ気ない態度をすることがあります。

しかしそれは単なる照れ隠しであり、本当は喜んでいます。

ですから冷たい反応を取られても、そのまま受け取らないように。

感情表現が下手なだけなので、誤解によって台無しにしてしまわないようにしなければなりません。

 

仕事での付き合い方

むしろ仕事がしやすいと発想の転換をする

ベタベタと所構わず近づいて来ず、ましてや頻繁に飲みに誘うこともないので、仕事が非常にしやすいでしょう。

ドライな人を毎日見ていれば、どのような時に喜び、落ち込んでいるのか徐々に理解していけます。ある程度距離を置いてくれるので、いざこざに発展することも少なく、ストレスフリーで働きやすいです。

 

できる限り距離を置くようにする

傷つきやすい人であれば、ドライな人の言葉や対応によりグサリとくることもあると思います。

そのような方は、必要以上に近寄らないように距離を取るようにした方が賢明です。こちらから向かわなければ、歩み寄ってくることもないでしょう。

ですが決して意地悪で言っているのではないと、理解していくことが大切です。

ドライな人と他の人の接し方を参考にするのも良いです。

 

余分な言葉は出来る限り省く

必要最低限の会話を行う中で、無駄話を絡めたり話を脱線させるのは控えます。

ドライな人はコミュニケーションを取るのが苦手で、早く終わって欲しいと内心感じていることが多いです。

自分の近況を兼ねて伝えるのではなく、必要な言葉を必要なだけ使い、早々にやり取りを終わらせるのに限ります。

ですが話に乗っかってくれたり笑ってくれたり、向こうから話を振ってくるようであれば、心を開いているという証拠にもなります。その際はこちらも心を開いてプライベートの会話等すればうまく打ち解けるでしょう。

 

まとめ

もともとドライな人に冷たい対応を取られたからといって、深く落ち込む必要はありません。その人にとっては普通のことで、別に嫌いだとか、虐めたいとかいう理由でそういう態度を取っているわけではないのです。

総じて言えば打算的であり、無駄なことを極力避けたいという心理が根底にあります。

それが彼らの哲学であり、アイデンティティーの形なのです。

一方でシャイで感情表現が下手であるだけのドライなケースは、相手を理解し受け入れてあげる姿勢が何より重要になってきます。

そのためにまずは相手の反応を十分に観察し、その反応に応じてどういう接し方をするかを判断することを念頭に置いておくようにしてください。