幸が薄い、あるいは幸が薄そうと感じられる人がいます。
この場合の読み方は幸(さち)ですが、意味は同じく幸(しあわせ)を指しています。ですからそれがもし本当に薄いのであれば本人にとって大きな問題となり得るのですが、その印象は一体どこから来ているのでしょうか。
それは、まず外面(顔)・内面(心理)の大きく二種類に分けることができます。
幸薄い顔の特徴と意味
幸薄いと思われる顔には、以下のような特徴があります。
①薄顔・地味顔である
②顔色が悪い
③眉毛が下がっている
④口角が下がっている
薄顔の持つ意味
①について、薄くてのっぺりとした顔、あるいは地味な顔というのは、「覇気がない」とか、「人生に疲れてそう」という印象を与える可能性が高いです。
一言で言えば、エネルギー(活力)を感じにくいのです。
このエネルギーをあまり感じないところが、幸が薄いという印象に繋がっているということです。
しかしながら、確かにエネルギーの量と幸せというのは実際に関係するのですが、別に薄顔であってもエネルギッシュな人はいますし、逆に濃い顔であっても出不精であったり内気な人もいます。
ですから、別に薄顔だから幸が薄いということにはなりません。
ただし、そのように言われることで本人が「俺(私)って幸が薄いのかなあ」と考え始めると、だんだん自信がなくなって内に籠るようになるので、そうなると本当に幸が薄くなってしまう可能性はあります。
他の特徴の持つ意味
一方で②~④については、①とは少し違います。
何故なら、後天的な要素もかなり絡んでくるからです。
②の「顔色が悪い」については、食べ物であったり生活習慣、あるいは気持ちの持ちようによってもある程度違ってきます。
ショックなことがあると青ざめてしまうように、顔色というのはその人の気分の影響を大きく受けるのです。
また、③と④については、気持ちの持ちようだけではなく、もちろん普段から朗らかな表情を心掛けたりすることで違ってきます。
②~④も確かに先天的な要素もありますが、それ以上に後天的な要素が大きいです。
実際、いつも悲しい気持ちで生きていると、眉毛や口角が下がってしまうことは科学的にも証明されているのですが、それは特に40歳を越えたくらいから顕著になって来ます。
幸の薄い・幸が薄そう人の心理的特徴と意味
多くの場合において、幸が薄そうという印象を与えるのは、外面的な要素です。
しかしながら、すでに上で述べた内容からもう察しが付いている方も多いと思いますが、幸が薄い、あるいは幸が薄そうと思われる人というのは、むしろ外面よりも内面に問題があります。
幸が薄い人の心理というのは
・マイナス思考
・いつもネガティブ
・被害者意識が強い
・依存心が強い
等の、非常にネガティブな特徴があります。
こういった心理は、先ほど挙げた
「顔色が悪い」
「眉毛が下がっている」
「口角が下がっている」
という、幸が薄いと思われる顔の特徴の原因となります。
つまり、内面的な幸の薄さが、外面に現れているのです。
そしてもう一つ加えると、これらの心理的特徴を備えていて幸せな人はほぼいません。
つまり、幸が薄いという印象を与える顔の大部分が内面的な要素から来ているとしたら、幸の薄そうな顔をしている人が実際に幸が薄いというのは、かなり当て嵌まっているということは言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここで紹介した内容の重要なポイントをまとめると、
・幸が薄い、あるいは幸が薄そうと思われる人が実際にそうである可能性は高い。
・その理由は、内面(心理)的な幸の薄さが外面(顔)に出るから。
・そして内面的な幸の薄さは、本当の不幸に直結する。
となります。
ですから、幸が薄い顔だと言われても、それが生まれ付きだと悲観する必要は全くないのです。
それでも、もともと「のっぺりとした薄顔、あるいは地味な顔」である場合は、どうしようもないのではないか。と思われる方もいるでしょう。
確かに、これらは幸が薄いと思われる一つの原因にはなりますし、整形でもしなければどうにもならない要素です。
しかし、これは実際の幸の薄さとは全く関係ありません。
一番の問題は、幸が薄い顔をしていると言われることで自信をなくし、辛い気持ちになって幸の薄い心理状態になってしまうことです。
たとえ薄くて地味な顔だろうと、それを理由にいじけず前向きで明るくしていれば、何となく幸の薄そうな感じが消えて、魅力的に見えてきます。
たとえばしに神と呼ばれているハリセンボンの箕輪はるかやたんぽぽの川村エミコさんなんか、はっきり言って典型的な幸薄顔なのですが全くそんな印象を受けませんよね。
二人とも普通にちゃんとした男性とお付き合いされていますし、視聴者からも同業者からも好かれて幸せそうです。
幸の薄い心を変えれば、本当の意味で幸の薄さは消えるし、幸せにもなれるのです。