気まぐれな性格の人と共にしていると、機嫌が良い時と悪い時がはっきりしていたり、言ってることに一貫性がなかったりと何かと振り回されることが多いですが、このタイプの人の心理は一体どうなっているのでしょうか。

お勧めの付き合い方(主に恋愛ですがそれ以外でも応用できます)と合わせてまとめましたので、ぜひご参考ください。

 

気まぐれな性格の人の心理の特徴

本能のままに生きている

気まぐれな人は理性に従うのではなく、思うがままに生きています。ある意味人生を謳歌している方と言えるでしょう。

心に正直で、やりたいことが見つかれば、他の作業を放っておいてまで一直線に進みます。我慢する場面がないので、ストレスを溜めにくい方でもあります。

一方で考えるより先に行動に出たり、後先考えない危なっかしい一面もあるので、周りの方をハラハラさせることも多いです。本能的にもそちらの選択を取った方が楽しいということを十分に理解しています。

 

ポジティブ、物事を悪い方向へは考えない

気まぐれな人は後ろ向きに考えるということはしません。むしろ楽観的、自分にとって良い方向に考える癖があるので、気分が落ち込むことは滅多にないです。

どんな状況でも常に明るい考えが浮かんでくるので、悩みを上手く切り抜けられる術を、生まれながらに携わえています。

ですが失敗から何か学ぶということは苦手で、自身を成長させにくい性格でもあります。誰かに怒られても、反省した色を見せないというように、前向き過ぎておかしな方向に行動が出てしまうこともあります。

 

嫌なことから無意識にいつも逃げている

気まぐれな人は直感的に不快だと感じることには一切手をつけようとはしません。理由はやはり面倒なことは出来るだけ行いたくないからです。

自分から「やる」と言った物事でさえ、雲行きが怪しくなると直ぐにさじを投げるなど、最後までやり通そうとはしません。

また、なるべく苦手なことは後回しにしようと好きな分野から取り組みたいタイプ。ですが最終的には苦手ジャンルと向き合わなければなりませんので、意味がなかったりします。そこまでして逃れたいと感じるのです。

ただしスケールの大きい気まぐれな人だと、気まぐれでわざわざ苦難に立ち向かっていったり、普通では考えられないような勇気ある行動を取ったりするので、この心理はあまり当て嵌まらないことがあります。

 

好奇心旺盛、何にでも興味を示す

気まぐれな人は目新しいこと、ワクワクするものには直ぐに興味を示します。「何だろう」と意識が全部持ってかれてしまうのです。

今までにない。最先端。といったように、想像の範囲内を超える物事から目を離せなくなり、最後には自分のものにしなければ気が済まなくなることも。でありながら飽きやすく、興味がコロコロ移ったりします。

年相応の精神年齢を持っておらず、いつまで経っても子供に見えます。しかしセンスが良く、自分が選んだものが光り輝くなど、目利きが良いです。

 

ワガママな一面もある

気持ちが固まったらテコでも動かないというように、頑固です。

「気まぐれ」といえば、フラフラと動き回るようなイメージを持つ方もいますが、そんなことはありません。自分が良いと思った行動は続けますし、他者に自分のものを譲ろうと安易な考えを抱いたりもしないのです。

結局のところ、自分のしたい。したくない。気持ちに素直に従っていることになります。悪い捉え方をすると自己中心的、ワガママです。

 

気まぐれな人との恋愛等での付き合い方

気まぐれな性格に振り回されないようにする

とにかくペースに飲まれないように、自分をしっかり保つことが、長続きする為の秘訣です。流されやすい性格の方であれば、直ぐにでも疲れがどっと溜まってしまうことでしょう。

意志が強い方でも、「気がついたら流されていた」というケースもありますので、早めに相手の性格を理解するようにします。

そして、こんな時はこうした方が良い、と自分なりの対策を生み出すと、ペースを保ちながらお付き合いを続けられます。

 

長所を見つけ出してあげる

「どんなところが好きか」「良い部分と感じるか」といった具合に、なるべくたくさんの箇所を見つけてあげましょう。

そうすれば今以上に相手のことを好きになり、気まぐれな部分にイラっとすることもなくなります。

たとえば気まぐれな人は自分勝手な一方で、いつも悩みがなさそうなので一緒にいて自分の悩みがちっぽけに見えてきたり、気持ちが楽になるキャラでもあります。

逆にそういった長所ではなく短所ばかり目についてしまうようであれば、恋愛関係は破綻に向かっていると考えて良いでしょう。

長所を見つけ出したら「こういうところが好き」と相手にも教えてあげると、今後参考にしてくれるようにもなります。

 

自分が引っ張っていく

気まぐれな人に気が変わられる前に何か新しい展開を付ける。というように自らが引っ張っていくイメージを持ちましょう。

そうすれば、自然に主導権を握ることが出来ますし、自分の行動にも合わせてもらうことが可能です。

相手任せにし過ぎてしまえば、気まぐれさに拍車がかかり、無理難題なお願いを出すようになった。と、ますます付いていけなくなります。

徐々にこちらのペースに合わせてもらうように仕向けることで、しんどい気持ちを持つ機会も徐々に減っていきます。

 

飽きさせないように様々なところへ連れていく

いつも同じデートではマンネリ化してしまう他、新鮮さがないと徐々に愛情も薄れていきますが、飽きやすい気まぐれな人には特にそれが言えます。

なるべく毎回違ったデートプランを立てるなど、新しい風を吹かせるようにしましょう。

ですが頑張り過ぎたり、相手に喜んでもらおうと尽くし過ぎてはいけません。

付き合っている意味が見出せなくなることでしょう。お家デートの後は公園。たまには映画館というように、少し変化を付けるだけでも全然違います。

 

謝りすぎない

「こんな自分でごめん」というように、下手に出すぎないようにしましょう。気まぐれな方はそもそも罪悪感を感じにくい人が多く、あなたの謝りも心の奥には響きにくいです。

なので必要以上に相手を立てたり、謝る姿勢を見せることはありません。

本当に悪いなと実感した時にのみ行い、同等の関係を築くように努めましょう。

中には自分の方が上だと勘違いしてしまう気まぐれ屋さんもいるので、どしっと構えているに越したことはありません。

 

まとめ

気まぐれな人の心理の特徴と恋愛の付き合い方を挙げてきましたが、いかがでしたでしょうか。

気まぐれな性格とは程遠い性質を秘めている方であれば、時にはあっと驚くような行動を目にすることもあるでしょうが、性質も事前に理解しておくと何をされても行動の範囲内と感じるので、あまり動揺することもなくなります。

ここでの付き合い方は恋愛にフォーカスしていますが、それ以外でも応用できる部分は多くありますから、ぜひ参考にしてみてください。