誰かと一緒に居るよりも一人を好む。いわゆる孤独好きな人はどのような心理を抱えているのでしょうか。

また、気になる相手がそのような方であった場合、恋愛を行う上で気をつける点や接し方についても知りたいところでしょう。

そこで本記事では、一人が好きな人の心理的な特徴と恋愛における対処法についてまとめました。

 

孤独が好きな人の心理的特徴

自由に行動したい

一人が好きなのは、縛られることもなく、自らの意見で行動を決めることが出来るからという心理です。一人なら他人の意見に左右されず、ストレスも溜まりません。

また、口を出されて行動を止められたり、気持ちに蓋がかかってしまうこともないのです。

解放感を感じながら日々生活が行えるので、特に不満を抱くことはなく、むしろ「今度はここに行きたい」「こうしたい」というように次々に要望が浮かんでくるのです。

人生本来の楽しみ方を十分に見出している人でもあります。

 

他人と自分を比べることもない

誰かと一緒にいるとつい比較しまうことはよくあり、自分の劣っている箇所が嫌というほど身に染みます。

故に孤独が好きな人は、一人で居ればそのようなことは考えなくて済み、その分他のことに気を回せるから得だと考えているのです。

また、外野から比較されることも無いので非常に気が楽で、一人の人間として周りの人から見てもらえます。プレッシャーからも解放されるので、本当にやりたいこと。本来の力を出しやすい環境を手に入れています。

 

自分のみの責任を取れば済む

孤独であれば誰かの失敗の尻拭いを行うこともなく、自分自身の責任を取るだけでOKなので非常に気が楽です。また、誰かの分まで常に気を張る必要がありません。

過去に誰か庇う場面を経験しており、それが懲り懲りだと深く感じた方もこのような思考に染まりやすいです。

逆も然り、誰かといれば自分のミスを自分以外の誰かに責任を取ってもらうようなことにもなります。そうなると人を嫌な気分にさせたり、貸しを作ったりしてしまうので、故に孤独が好きという心理です。

 

コミュニケーションを取ることが煩わしい

孤独でいればご機嫌を伺うように調子の良い言葉を羅列したり、何気ない会話で場を繋がなくても大丈夫です。

特に人と関わることがそもそも得意ではないタイプだと、これはかなり苦痛を伴います。

気分屋の人だと、昨日はニコニコと接してきてくれたのに、一夜明けてみて性格がガラッと変わられることも珍しくはありません。孤独でいれば相手の機嫌に振り回されることもないのです。

興味のない場所に遊びに行こうと誘われても断る手間が省けます。

 

一人の楽しみ方を知っている

旅行、外食、カラオケ、観光地巡りなど、一人でも十分に楽しむことが可能です。

楽しみ方を十分に熟知しており、孤独のメリット面もたくさん知っています。

逆に集団行動を行う上で良いと感じる部分が見当たらないので、純粋に孤独が好きな人だとたとえ良い仲間がいても敢えて孤独を選んでいるというケースもあるでしょう。

 

孤独好きな人に対する恋愛の対処法

考えを押し付けず相手の意見を尊重する

孤独が好きな人の気持ちを尊重せず、自分の要望ばかり押し付けても、関係を上手く築くことは出来ません。

自分のことを考える前に、相手の意見を大切にする意思を見せましょう。

最初にそのような姿勢を取れば、徐々に相手もこちらの気持ちに寄り添ってくれます。

無意識のうちに押し付けているケースも中にはありますので、自身を振り返ることを忘れないで下さい。

 

一人の時間と一緒に過ごす時間を両立する

結婚を行えば、子供も生まれ一人で過ごす時間がめっきり減ります。

皆で過ごす時間も良いですが、一人で居られる時間を必ず確保するよう努めて下さい。

見えないストレスが心に溜まれば、何かのきっかけで爆発してしまいます。

孤独が好きというのも人としての性質なので、そこはちゃんと尊重することが大切です。(いずれ変わる可能性もありますが、それは別の話です)

リフレッシュも兼ねて一日の中でそれぞれで過ごす時間を作りましょう。どちらかが大きくなりすぎてもいけませんので、両立できるように心がけることも大切です。

 

ペースを乱されることもあると熟知する

恋愛を行うということは一人で出来るものでもなく、初めて相手がいて成り立ちます。

他人の二人が一緒にいるので、時には相手のペースに飲まれてしまうこともあるでしょう。

これは孤独が好きな人にとっては大きな苦痛となり得ますから、その部分をしっかり理解しておくことが大事です。

知らないまま付き合っても、必ず壁に衝突して、最悪の場合別れの決断に至ることもあります。また、逆に乱してしまうこともあるという事実も覚えておきましょう。

 

価値観は持続しない

根っからの「孤独好き」ではなければ、日々生活を送る中で、ころっと価値観が変わる瞬間を迎えることがあります。

価値観は持続しないことが多く、そんなに身構えておく必要はありません。

それに根っから孤独が好きな人であっても、いつも必ず一人の方が良いというわけではありませんし、相手によってはむしろ一緒にいたいと感じるはずです。

ですから、「一人が好きだから恋愛は無理」と諦める必要はないです。

なので少しでも良いなと感じる人がいたり、お付き合いを申し込まれたのならば、アタックに行ったり、交際を開始してみても良いでしょう。

 

まとめ

一人が好きな人の心理や特徴(一人でいることの何にメリットを感じているのか)、そして恋愛という孤独好きが厳しそうな営みの対処法を挙げてきましたが、参考して頂けたのではないでしょうか。

基本いつも一人が良いという方でも、恋愛を行い、結婚までたどり着くことは可能です。

ですが一つ間違えば、パートナーと衝突が起きたり、自分の気持ちを押し殺すことになってしまいます。もし孤独好きの自分が、あるいはそんな相手と恋愛をしたいというのであれば、ここで挙げた対処法を思い出してみてください。