好きな気持ちを抱いているのにも関わらず、なぜかその逆に相手を避けるような行動を取る奥手男子。
いわゆる「好き避け」ですが、そのような行動を取るのは、一体どんな心理からなのでしょうか。
また、奥手男子は行動に起こすこと自体を苦手としますが、実は身近なところから、好意的な気持ちを持っているのか察知することが可能です。
本記事では、奥手男子が好き避けをする心理と、脈ありの際の行動とラインの特徴を挙げてみたいと思います。
Contents
奥手男子が好き避けする心理
恥ずかしがり屋
奥手男子の多くはとかく恥ずかしがり屋であり、恥ずかしいという感情で気持ち的にいっぱいいっぱいになりやすいです。
そのため、好きな人を前にすると平常心ではおられず、人によっては「汗が出る」「耳が赤くなる」というように見た目にも出てしまいます。
奥手男子はそのような状況を恐れ、逆に好きな相手を避けるという好き避け行動に出てしまうのです。
このような方は臆病な性格を持っている方も多く、後ろから「ワッ」と驚かされるものなら、飛び上がるほど驚きます。非常に敏感な方です。
自分に自信がなく申し訳ない
「こんな自分に話しかけられても迷惑だ」というように、自己完結する癖を持っている心理タイプの奥手男子です。
見た目、中身、何事にも極端に自信がなく、好意的な気持ちを持っていることに罪悪感を感じる方も。
もう既に不快な気持ちを抱かせているのではないかと、無意識のうちに自身を追い込んでいます。
その結果、好き避けという行動を取るに至るのです。
少しでも自信が付けば行動も変わり、意中の相手に近付かれても逃げないようになりますが、中々きっかけが訪れなかったりするので、現状的には難しいです。
ですが相手が逆に好意を抱いているということを知られる等の何らかのアクションを起こせば、自分を認められる機会へと繋がり、心を開いてくれるでしょう。
引っ張っていくことが苦手
男である自分が女性を引っ張っていく。という構図が既に頭の中に浮かんでいて「上手く出来るか」というように取り越し苦労として、深く心配しています。
今までも誰かの上に立って指導を行ったり、自分の意見を突き通したという積極的な場面が見られなかった人こそ、考えやすいです。
実際、奥手男子の多くは内気で気も小さい草食系なので、こういったタイプの人も多かったりします。
その結果、「実は情けない男だとバレたらどうしよう」と相手に幻滅されることを酷く恐れ、好き避けをします。
恋愛面でトラウマを抱えている
過去の恋愛の中で、傷つけられる一言を言われたり、「告白しても実らなかった」という苦い経験を抱えている方というのは、恋愛に対してより慎重になります。
そのような心理にもともとの奥手の性格が重なると、好きなのに逆に相手を避けるという好き避け行動も見られやすくなります。
過去の経験を覆すような嬉しい出来事が起これば、トラウマも徐々に消えてなくなり、自然体でいられる日も来ることでしょう。
奥手男子の脈ありの行動
近くにいることが多い
直ぐそばにいるというわけではありませんが、気が付いたら近くにいると感じられます。
実際に話しかけようと努めなくても、近くにいるだけで満足してしまうのです。
どんな人と仲が良いのか。楽しそうに話しているな。と横目に見ていることも多いでしょう。
近くというのは、比較的近い場合と目の届く範囲の場合があり、本格的な奥手男子の場合は好意を悟られるのを極端に恐れているので、バレないように、なるべく自然にやや離れたところから見ていようとします。
それでも好きな人を不自然に多く見るのは間違いないので、意外と分かりやすかったりします。
誰かを交えて話を行う
奥手男子は一対一で話すのはいっぱいいっぱいになりやすいので、何人かを交えたメンバーで会話を行いたがります。
「これなら自分が混ざっても変に思われない」と確信を持てば、自然に話に入り、場に合った話を行います。
次々と人が抜けて、あなたと二人っきりになりそうな気配を感じたら、自分もそそくさと立ち去るのです。ヘタレな部分も伺える他、後で「チャンスだったのに」と悔やむ場面があるでしょう。
奥手男子の脈ありのラインの特徴
自分からは終わらせない
ラインの場合、実際に会って会話を行なっているわけでもないので緊張もしにくいです。なのでリアルとは少し違う対応を取って来ることはよくあります。
偶然外で話しても一言二言で終わってしまうのに、ラインでは饒舌、しかも自分からは決して終わらせないように、内容を工夫している。この場合、脈ありと受け取って良いでしょう。
話したいのに話しかけられない。でもラインなら素を出せる。というように、ラインで主にコミュニケーションを取ろうと考えています。そして慣れたら電話、実際に話しかける。と段階を踏みたいとも思っています。
積極的に質問してくる
前述のとおり、奥手男子はラインや文章になると恥ずかしさから解放されるので、積極的になる傾向があります。
ですから、その内容でかなり好意があることが比較的分かりやすく、その一つの基準は質問の多さです。
相手に興味があるからこそ、自然と質問文も多くなります。好きな人のことは、より知りたいと感じてしまうのも当然のことです。
たわいもない話から、家族など入り組んだものまで、また、自分にも同じような質問を返されたら飛び上がるほど嬉しさを感じます。
実際にあなたを目の前にすれば、考えていた質問内容も全て飛んでしまうことでしょう。
ラインだからこそ、聞けることであり、また、どうでも良いと感じている相手にはわざわざ質問したり、そもそもラインを送ろうとは考えません。
しかも質問文はやり取りを終わらせない手段としても有効なので、積極的に活用してくるのです。
まとめ
奥手男子は好きな気持ちを表面に出さないので、両想いかどうか知りたい場合は何気ない行動の裏側にある真意を読み取る必要があります。
そこで、ここで挙げた脈ありの行動とラインの特徴を参考にして頂けたらと思います。
ただし、自意識過剰になっていると正しい判断力を失いますので、もし「それっぽいかも・・・」と思ってもいきなり行動に移さず、まずは周囲の意見を確認することをお勧めします。